分詞
まるひこ:たまみちゃん、見てくれよこの壊れたカメラ・・・
たまみ:あ、まるひこ君の大事な一眼レフ壊れてるね。何で壊れちゃったの?
まるひこ:いやね、昨日体育の授業で走ってるシャーロットを撮ろうとしたらシャーロットおかかえのSPがカメラめがけてライフルを撃ってきて・・この有様さ。体育の授業にまでSPがついてんだねシャーロットには・・おかしいよね
たまみ:ってか体育の授業にカメラ持ち込む方がどうかしてるけどね。
分詞とは
分詞とは動詞の変化形の一つです。現在分詞と過去分詞の2種類の分詞があります。
現在分詞
現在分詞には、使い方が二つあります。
@進行形
be動詞+現在分詞で進行形の意味を表します。
進行形に関する詳しい説明は、下記リンクを参照下さい。
→現在進行形
A形容詞的用法
「〜している」という意味を表す、名詞を修飾する形容詞になります。名詞を修飾する分詞が一語であれば、修飾する名詞の直前に置く事が出来ます。分詞にその他の語が加われば、名詞の後から名詞を修飾します。
■現在分詞の形
動詞のing形
例→studying(studyの現在分詞形)、going(goの現在分詞形)、sleeping(sleepの現在分詞形)など
例文
【Look at the man taking pictures over there.】(向こうで写真をとっている男を見て下さい)

過去分詞
過去分詞には、使い方が三つあります。
@受身
be動詞+動詞の過去分詞で受身の意味を表します。
受身に関する詳しい説明は、下記リンクを参照下さい。
→受身
A現在完了
have+動詞の過去分詞で現在完了の意味を表します。
現在完了に関する詳しい説明は、下記リンクを参照下さい。
→現在完了(完了・結果)
→現在完了(経験)
→現在完了(継続)
B形容詞的用法
「〜された」「〜される」という意味を表す、名詞を修飾する形容詞になります。名詞を修飾する分詞が一語であれば、修飾する名詞の直前に置く事が出来ます。分詞にその他の語が加われば、名詞の後から名詞を修飾します。
■過去分詞の形
規則変化をする動詞→過去形と同じ形
例→stayed(stayの過去分詞形)、made(makeの過去分詞形)、lived(liveの過去分詞形)など
不規則変化をする動詞→それ固有の形
例→gone(goの過去分詞形)、done(doの過去分詞形)、taken(takeの過去分詞形)など
例文
【Please repair this broken camera.】(この壊れたカメラを治してください)

分詞のイメージ
〜分詞のイメージ〜
■現在分詞(形容詞的用法)のイメージ
@前から修飾
名詞を前から修飾する現在分詞は、先に「何かが躍動している様子」をイメージし、後でその何かをイメージします。
現在分詞は、現在進行形的な意味を名詞に付け加える言葉ですので、現在進行形のページにあるように、「ある瞬間、躍動している様子」をイメージしましょう。
参考→現在進行形
何か自身が動いている(standing、jumpingなど)自動詞の現在分詞と、何かに働きかけている(taking、makingなど)他動詞の現在分詞の2つがある事に注意しましょう。
A後ろから修飾
名詞を後ろから修飾する現在分詞は、先に名詞をイメージし、その後で、「その名詞が躍動している」様子をイメージします。
同じく、何か自身が動いている(standing、jumpingなど)自動詞の現在分詞と、何かに働きかけている(taking、makingなど)他動詞の現在分詞の2つがある事に注意しましょう。
■過去分詞のイメージ
@前から修飾
名詞を前から修飾する過去分詞は、先に「何かがある行為をされた様子」をイメージし、その後で、その何かをイメージします。
過去分詞は、受身的な意味を名詞に付け加える言葉ですので、受身のページにあるように、行為の波に飲まれる様子をイメージしましょう。
参考→受身
名詞をイメージするときは、行為の波を被り、ずぶ濡れになった様子をイメージします。
A後ろから修飾
名詞を後ろから修飾する過去分詞は、先に名詞をイメージし、その後で、「その名詞が何かをされた様子」をイメージします。
前から修飾するときでも、後ろから修飾するときでも「どんな名詞か?」を限定するときに使われる言葉である事を覚えておきましょう。
終わり

たまみ:分詞を文の頭におくと理由を表したりする分詞構文なんてのもあるよね。中学ではやらないけど。

まるひこ:僕のカメラ・・・・お姉さんを撮りだめしてきたのに全部データが・・・
★英語を学ぶ時は、絶対にイメージを使った学習を★
人は言葉を聞き、そこから頭にイメージを浮かべます。
また、頭に浮かんだイメージを言葉にします。
すなわち、言語を学ぶ時は、
1.イメージの結び方を覚える
2.英文を読む時も聞く時も頭に常に正確にイメージを結べるようにする
3.イメージを結ぶ速度を上げる
4.イメージを英文化できるようにする
5.英文化する速度を上げる
このプロセスによる学習が最も有効であると管理人は考えています。
当サイト「イメージ英語」では、上記プロセスに則った学習法を紹介させていただいています。
まずは学習の種類を知る
→「学習の種類を解説」
学習法を学んだ後は早速実践
→「英語学習の順序」
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