文法の勉強は必須


たまみ
:英語を話せる様になるには、何と言っても文法の理解がかかせないよねぇ。

まるひこ:英語を話せるようになるのに文法なんて勉強しなくてもいいよ。日本語喋れる様になるのに文法なんて勉強してないだろ?話すときにも文法なんかいちいち考えて話さないだろ?だから文法の勉強なんて必要ないんだって。

たまみ
:って言ってるまるひこ君はしっかり文法に則って話してるじゃん。今の文でいえば「なんかときにもないだろ文法いちいち話さない」とかめちゃくちゃな文になったりしてないでしょ。

まるひこ:そ、そう言われてみると…目からウロコ…イケッ面にハチだ…

たまみ:それを言うなら泣きっ面にハチでしょ。しかも使いどころ間違えてるし。まるひこ君は英語の前にきちんと日本語を勉強した方がいいね。

まるひこ:たまみちゃんはもう少し人の気持ちを勉強した方がいいと思います…







文法の勉強は必須


〜文法の勉強は必須〜

1.言語にはルールがある

■英語の勉強と言えば、まず英文法…そういわれると拒絶反応を起こす人がたくさんいそうですよね。
文法の勉強を避けて単語だけを勉強したり、英語のシャワーを浴びたりするだけの人も多いようです。
ですが、はっきりといっておきます。

英語の上達に文法の勉強は欠かせません。

我々は、言語を話すときにその言語の文法に則って文章を作ります。
文法とは、言わば「文を作る際のルール」です。

日本語のルールですと、主語が先に話され、動詞(その主語が何をするのか)は最後に話されます。場所や時は、その間で話されることが多いです。
例えば、以下の様な形の文章になります。
・私は昨日公園で野球をしました
・彼は毎日彼女に電話をします

一方英語のルールですと、同じく主語は先に話されますが、その後にはすぐ動詞が来ます。そしてそれ以外の要素…場所や時は後で話されます。

例えば、先に挙げた日本語の例文を英文にすると、以下の様な形の文章になります。
・I played baseball in the park yesterday.
・He calls her everyday.

さてここで、先に作った日本語の文に対して、英語のルールを適用したら、どんな文章が出来るでしょうか?
・私はしました野球を公園で昨日
・彼はします電話を彼女に毎日

おかしいですよね?
意味は通じます。でも、すごく気持ち悪い感じがしますよね。
例えば会話でこれを連続でやられたら…
「僕昨日行った動物園に。見たそこで猿とキリン餌食べてるのを。とてもかわいいかった撮ったたくさんの写真を。ので思った来ようともう一度いつか。」

イライラしませんか?
私なら「頼むから日本語のルールに則って話してくれ」と言ってしまいそうです。しかし、上はまだマシな方です。助詞の使い方は合ってますから。
もっとひどくすれば「の・に・を」などの助詞の位置を変えてあげて
「に動物園行った昨日僕。と猿をキリンでそこ見た食べてる。たくさんかわいかったとてもを写真撮った。来ようので思った一度もういつか」

どうでしょうか?
もう文になってませんよね。これでは相手にイメージを伝えることはできません。
言語は単語さえ学べばなんとかなる!と主張する方でもこれを見ればさすがに「文法は必要だな…」と考えることでしょう。
上記は日本語での例ですが、もちろん英語にも同じ事が言えると思います。



そうです。
一つの言語は、文を作る際に共通するルールがあるから、互いにイメージを正確に伝え合うことが出来るのです。
ルールを無視して互いに単語や助詞を好きなように組み合わせて文章を作れるなら、それはもう全く別の言語になってしまいます。


「いや、それは違う!だって俺は言葉を話すときいちいち文法なんか考えて話していないぞ!」
と反論される方もいるかもしれませんが、その反論自体、文法に則ったものになっています。

「で、でも文法なんて勉強したことなんかないぞ。助詞とか助動詞、形容詞や副詞なんて言葉知らなくたって、話せているじゃないか!?」

ここなんですよね…
確かに私達は、助詞や助動詞、形容詞や副詞などという文法用語を知らなくても、立派に日本語を話せています。別に小さい頃に親や周りの人が「助詞って言うのはね…」とか教えられてはいませんし、そんな文法用語、子供に説明してもわかるわけがありません。だいいち、大人ですら文法用語をよく知らない人が多いですから、教えられませんよね。
関連
→「子供に英語を習わせるなら


2.文法を学ばずに言語を学ぶには…

■人間が言語を学んでいく過程というのは、非常に複雑であるそうで、未だに解明されてはいないそうです。それゆえ、長年に渡り、新たな言語を学ぶ際には「文法の勉強は必須だ!」と言う派と、「いや、文法の勉強など必要ない!」と言う派が論争を繰り広げているそうです。

解明されていない以上、どちらが正しい!と言う事は出来ませんが、現段階においては、「文法を学んだ方が上達は早い」と思います。
この先、もっと研究が進み、人間が言語を学ぶ過程が様々な分野で解明され、文法を学ばなくても即座に言語が話せるという画期的な方法が生み出されればそちらにすがりたいものですが、それはいつになるかわかりません。

文法を学ばずに言語を習得する方法は、一応現在でもあり、ダイレクトメソッドと呼ばれています。
たとえば英語学習において、ネイティブの人が自分を指差しながら「I am Tom.」あなたを指差しながら「You are Taro.」といえば、「Iは私、Youはあなたを表すんだな。」
と、人称について学べます。


続いて近くにある何かを指さしながら「This is a pen.」、遠くにある山を指さしながら「That is a mountain.」といえば、
「Thisはこれ、penはペン、Thatはあれ、mountainは山を表すんだな。ん?もしかしてamとかareとかisってのは…モノとか人が何なのかを言うときに使うのか?」
代名詞、be動詞について学んでいけるでしょう。


ネイティブが、ある部屋から出て行くときに「I leave.」といえば、「leaveは、去るとかいなくなるという行為を表すんだな。」
少し前に部屋から出て行ったマイクについて、「He left」と言えば「あ、leftはさっきのleaveの過去形なんだな。」
と動詞の過去形について学んでいけるでしょう。


ネイティブが二人で、片方の男性が片方の女性に殴られる様子を体で表しながら、「I am hit by her.」、愛される様子を体で表現しながら「I am loved by her.」、嫌われる様子を体で表しながら「I am hated by her.」、と繰り返し言ってくれれば、学習者は「あ、これはisと過去にした事を表す言葉で〜されるという様な受身の意味を表すんだな…by以下に来る人間が行為をする側の人なんだな」と気づけるでしょう。


このようにダイレクトメソッドは、文法用語を全く学ばずに、教える側は全て生徒がこれから学ぶ言語のみを使用して、生徒に言語を教えます。
しかし、このダイレクトメソッドには生徒側にある程度の勘が必要であり…多くの場合文法を文法として学ぶより時間が多くかかってしまうそうです。また、わからない事があってもわからないまま過ぎていってしまいます。

これに対し、文法を文法としてキチンと学習する場合。

「be動詞にはam、is、areがあり、人称により使い分ける。be動詞はモノや人の状態、モノや人が何であるか、どこにいるかについて表すときに使う。」
「自分の事はI、相手のことはYou、近くにあるものはThis、遠くにあるものはThat」
「be動詞+過去分詞で〜されるという受身を表す。行為をする側はby以下で表す」


と、初めから日本語で、体型的に教えてもらえば、それが一番早いですよね。また、ダイレクトメソッドの様に勘に頼る必要がないため、取りこぼしなく、言語のルールを覚えていくことが出来ます。

3.文法を学ばないと…

■文法を学ぶ必要はない!と言って文法の勉強を毛嫌いする人は必然的に上記のダイレクトメソッドで学習をする事になると思いますが、上記を見れば分かるように、文法から学んだ方が明らかに確実で早いです。
ダイレクトメソッドは、文法を学ぶよりも時間がかかるため、学習を挫折してしまう要因にもなります。

また、ダイレクトメソッドはまずネイティブの先生がいる事が必要条件となりますが、それを満たすには海外留学や、英会話学校など、大きな費用のかかる方法しかないことを頭に入れておいてください。
関連
→「学習にかける費用






終わり

たまみ:文法の勉強って面倒くさいけど、文法を勉強しないほうがもっと面倒くさいことになるんだね。

まるひこ:う、うん。絶対文法勉強する。




英語を学ぶ時は、絶対にイメージを使った学習を

人は言葉を聞き、そこから頭にイメージを浮かべます。
また、頭に浮かんだイメージを言葉にします。

すなわち、言語を学ぶ時は、

1.イメージの結び方を覚える
2.英文を読む時も聞く時も頭に常に正確にイメージを結べるようにする
3.イメージを結ぶ速度を上げる
4.イメージを英文化できるようにする
5.英文化する速度を上げる


このプロセスによる学習が最も有効であると管理人は考えています。
当サイト「イメージ英語」では、上記プロセスに則った学習法を紹介させていただいています。

まずは学習の種類を知る
→「学習の種類を解説

学習法を学んだ後は早速実践
→「英語学習の順序


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