前置詞は文法とは別に勉強しよう


たまみ
:前置詞は苦手!という方は多いですよね。私も前置詞は大の苦手で…

まるひこ:ちょ、たまみちゃん?それ台本と違うよっ?それ管理人の台詞…

たまみ:前置詞は文法書を読むだけでは不十分で…

まるひこ:も、もういいや…勝手にしなよ…僕はページ出演料をもらえればそれでいいからね…







前置詞は文法とは別に勉強しよう


〜前置詞は文法とは別に勉強しよう〜


1.前置詞は文法書では不十分

■前置詞は苦手!という方は多いですよね。私も前置詞は大の苦手でした。
というのも、前置詞にはそれぞれ、様々な用法があり、それらの用法を使い分けることが難しかったからです。

そして、使い分けるには、まず用法を覚えなければなりませんが、辞書をひいてみると分かるように、一つの前置詞には数多くの用法があり、それらを丸暗記する事は非常に難しいから…でもありました。

上記の様なこともあり、前置詞は「現在進行形」や「受身」などの英文法よりもとっつきにくく、使いこなせるようになるまで、時間がかかります。

そして、通常の文法書には…「forest」の様な分厚で優秀な教材でも、使いこなすのに必要な充分な量の解説がなされていないのです。

前置詞は用法がありすぎて、それぞれの用法について、まともな解説をしていたら、それだけで本が一冊出来上がってしまうほどのものです。

というわけで、前置詞に関しては文法とはまた別に、前置詞だけに特化した教材で勉強した方がいいのですが、教材を選ぶ際には、大事なポイントがあります。
それは、イメージ、イラストがふんだんに盛り込まれた教材を選ぶことです。

なぜかと言うと…
前置詞は、物体同士の位置関係を表す言葉であるため、文章で学ぶよりも、イメージで覚えた方が負担が少なくなり、また、直接使える様になりやすいからです。

例えば前置詞「on」は、

1.場所の接触
2. 付着や所持
3. 支え
4. 近接
5. 日付や曜日、特定の日の朝・昼・夜
6. 時間の接触
7. 根拠や理由
8. 条件
9. 運動の途中
10. 方向
11. 目的や用事
12. 動作の対象
13. 不利益
14. 影響
15. 関係
16. 従事や所属
17. 状態
18. 方法や手段
19. その他

これだけの用法があり、それぞれについて、
「え〜と、1.場所の接触は…〜の上に、〜の表面に、〜に、を表すのかぁ。2.付着や所持は…〜にくっつけて、〜の身につけて、かぁ。なるほど。じゃあ次に3.支えや支持は…」
などと日本語のみで学んでいっても、頭には入ってきませんし、まして使えるようにはなりません。

さらに、前置詞は「on」だけではなく、「in」「for」「at」「to」など他にもたくさんあり、それら全てについて、日本語のみで学習していたら、負担は相当なものとなり、きっと学習を挫折してしまう事でしょう。

これに対し、イメージ付きの教材で学習する場合は、負担がかなり軽減されます。

前置詞には、それぞれ核となる基本イメージがあり、様々ある用法は、その基本イメージをほんの少し変えてあげることで説明がつくからです。

例えば「on」であれば、核となる基本イメージは「接触」です。


上表1.「場所の接触」なら以下の様に派生させます。


派生というよりは向きを変えただけですが…
「on」は「〜の上に」という風に習った方が多いと思いますが、実際には、接触さえしていれば、「壁にかかっている」の様に横向きでも、「天井についている」の様に下向きでもかまわないのです。
例文
・There is a fly on the ceiling.(天井にハエがいます)
・The paicture is on the wall.(その絵は壁にかかっています)
・There is a pen on the desk.(机の上にペンがあります)

次に上表2.「付着や所持」なら


これも難しい事はないですね。
「付着」であれば、ハチマキがたまみの頭に接触しています。
「所持」であれば、たまみの手にペンが接触しています。
どちらも核となる基本イメージの「接触」から派生させることが出来ます。

例文
・She put a headband on her head.(彼女は頭にハチマキをした)
・Do you have a pen on you?(あなたはペンを持っていますか?)

次に上表3.「支え」であれば、


これは少し解釈が必要かもしれません。体のある一部分を支えにして何か行動をするイメージです。上のイメージでは、まるひこはたまみをおんぶしています。たまみを背中で支えているのです。たまみはまるひこの背中に接触していますね。ほら、基本イメージ「接触」が見えてきました。
このほかにも、「膝まずいて祈る」の様な文で「支え」のonは使われます。膝を支えにして祈るイメージですね。こちらも膝の表面が地面に接触しています。

例文
・Maruhiko carried Tamami on his back.(まるひこはたまみをおんぶしました)
・He prayed on his knees.(彼は膝まずいて祈った)

このように、前置詞は核となる基本イメージをもとにして、色々イメージを派生させるだけで説明がつきます。
日本語だけで勉強する場合と比べて、ずいぶんわかりやすいと思いませんか?


2.おすすめ教材紹介


■前置詞に特化した教材でなおかつイメージがふんだんに盛り込まれている教材として、オススメの本が2冊あります。

1.「ネイティブスピーカーの前置詞―ネイティブスピーカーの英文法〈2〉


3ヶ月トピック英会話 ハートで感じる英文法 」で有名な、大西泰斗先生作の一冊です。
ネイティブは、前置詞の全ての用法を暗記しているわけではなく、前置詞固有のある感覚を掴んで使いこなしているそうです。本書を読む事でその感覚をイメージで学ぶ事が出来ます。
ページ数は約160ページと比較的薄く、イメージがふんだんに盛り込まれているため、さくさく読めてしまいます。
前置詞に関しては本書を繰り返して読むだけで、マスターできてしまうほど秀逸な一冊です。私も個人的に大変お世話になりました。



2.「前置詞がわかれば英語がわかる


上記の「ネイティブスピーカーの前置詞」に加え、読んでおきたいもう一冊。
「前置詞の意味上の主語」という、決して教科書では習わなかった概念を用いて、前置詞が文全体でどの様な役割をするのかに焦点をあてて、前置詞に対する理解をより深める事が出来る本です。

前置詞が使われている文には、前置詞の主語(S)、前置詞(P)、前置詞の目的語(O)の3つが必ず存在し、そのとき「Sは、Oに対してPの関係にある」と表現されています。
これをSPO理論といい、本書は、その理論を中心にして解説が展開されていきます。

理論などと言うと一見、とっつきにくそうに思われますが、イラストがふんだんに盛り込まれていて、「ネイティブスピーカーの前置詞」同様、割とさくさく読める内容になっています。
本書と「ネイティブスピーカーの前置詞」を、3回ずつ程度読めば前置詞の持つ感覚をかなりのところまでマスターできます。
後は、多読などのトレーニングにより、繰り返しイメージを結び、感覚を肉体化していってください。







終わり

たまみ:自身の経験から、前置詞嫌いを克服すると、英語学習速度が上昇します。とりあえず「ネイティブスピーカーの前置詞」を読んでみてください。まるひこのキモさが身にしみてわかることでしょう。

まるひこ:最後まで解説しちゃった…て、おい!「まるひこのキモさ」は台本にないだろ!台本には「まるひこの麗しさ」って書いてあるじゃないか!
※書いてません



英語を学ぶ時は、絶対にイメージを使った学習を

人は言葉を聞き、そこから頭にイメージを浮かべます。
また、頭に浮かんだイメージを言葉にします。

すなわち、言語を学ぶ時は、

1.イメージの結び方を覚える
2.英文を読む時も聞く時も頭に常に正確にイメージを結べるようにする
3.イメージを結ぶ速度を上げる
4.イメージを英文化できるようにする
5.英文化する速度を上げる


このプロセスによる学習が最も有効であると管理人は考えています。
当サイト「イメージ英語」では、上記プロセスに則った学習法を紹介させていただいています。

まずは学習の種類を知る
→「学習の種類を解説

学習法を学んだ後は早速実践
→「英語学習の順序


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