日本語を補助輪として使う



たまみ:リスニングするときって、どうしても初めのうちは、聴いた英語を日本語にしようとしちゃうよね。

まるひこ:あぁ~それはダメだね~。日本語は排除して考えないと、いつまで経っても英語は上達しないよ。

たまみ
:でも管理人は、いきなり排除しなくてもいいって言ってたよ。っていうかまるひこ君なんかそもそもトレーニングすらしてないくせに、知ったような風に言うのやめてよね。どうせまたネットかなんかの受け売りでしょ。

まるひこ:う、うるさいな…それよりその管理人の話、詳しく聞かせておくれよ。







日本語を補助輪として使う


~日本語を補助輪として使う~

1.日本語で考える事はダメ?


■特にリスニング初心者の方に多いと思いますが、リスニングをしていると、どうしても聴こえてきた英語を日本語にして意味を考えてしまいますよね。

よく巷では、「英語を英語のまま理解するには、日本語は排除して考えないといけない。」と言われます。
確かに、最終的には、英文を見たら、日本語に訳す事無く即座にイメージを浮かべるようにならないといけないでしょう。

しかし、リスニング初心者にはいきなり日本語を排除して、聴こえた英文から直接イメージを結ぶのは困難です。
だから最初のうちは…無理に日本語を排除してリスニングをしようとしなくても大丈夫です。
「日本語を排除しよう」と力まなくてもリスニングは出来るようになっていきます。

その理由を、「リスニングが出来るようになる仕組み」に絡め、説明していきます。


2.リスニングが出来るようになる仕組み

■初心者がリスニングをする際には、上記のように、日本語訳をしてしまっても大丈夫です。しかし、ここで条件があります。

それは、
「英語の語順そのままで日本語訳をする事」です。

例えば、【He likes sushi.】と聴こえてきたとすれば、

「彼は寿司が好きだ」
という様に訳すのではなく、

「彼は/好きだ/寿司が」
という様に英語の語順どおりに日本語訳をし、頭にイメージを浮かべるようにします。 (日本語だと「主語+目的語+動詞」の順になりますが、英語だと  「主語+動詞+目的語」の順になります。)






という具合にイメージを結びます。
そして、繰り返しこれをイメージを結びながら音読していると、徐々に頭から「彼は/好きだ/寿司が」という日本語がなくてもイメージが結べるようになってきて、最終的に英語の音とイメージが直結するようになります。
「耳から英文を聴く→イメージ化」ができる、つまり、その英文に関しては「聴き取れる」ようになるわけです。

これはまるで、自転車のようですね。
私達は、初めて自転車に乗るときは補助輪を使い、自転車に乗る感覚に徐々になじんでゆき…最終的には補助輪なしで乗れるようになりますよね。

リスニング初心者の場合は、以上のようなステップを丁寧に踏みながら、徐々に聞き取れる英文の数を増やしていくしかありません。
個人的には、上記の様に音読したことのない文章は、英文を聴き、いきなりイメージを結ぶ事は出来ないのでは?と考えています。

ちなみに、中学1年生レベルの非常に簡単な文でも、英語の語順で日本語訳が出来ない人は、まだリスニングトレーニングをするには速いです。最低限の文法知識が身につくまで、控えましょう。



3.ある程度の部分で切り取る

■実際には、上記の様に、単語一語ごとにイメージを結ぶのではなく、ある程度まとまった部分で文を切り取り、日本語訳をし、イメージ化していく事が出来るとリスニング力は上達しやすいです。

例えば、【He likes sushi though he is an American.】という英文があれば、

【He likes sushi】と聴こえた時点で「彼は寿司が好きだ」と一旦日本語訳をしイメージを浮かべ、【though he is an American.】で「彼はアメリカ人だけれども」と言う具合にまた日本語訳をし、イメージを付加するのです。

これはなぜかと言うと、実際の音声のスピードでは【He likes shushi】は一瞬で話されてしまうため、






と、一語ずつ丁寧に日本語訳をし、イメージを結んでいる暇がないからです。
ある程度まとまった部分で日本語訳をし、イメージを結べるようになるには、ある程度まとまった部分で、ポーズをかけ、なおかつその部分の日本語訳が収録されている音源を使うのがベストです。

ベレ出版の音読パッケージシリーズならば、リピーティング用にポーズが入っている音源が収録されているため、オススメなのですが、まとまりが少々長いのと、肝心の日本語が収録されていないため、いきなり取り組むには少し負担の重いトレーニングになりかねません。

そこで、音読パッケージに入る前に取り組んでいただく前に、「スーパーエルマー」という教材に取り組むと、非常に負担が少なく、その後のトレーニングが非常に楽になるかもしれません。



4.スーパーエルマーの紹介

■スーパーエルマーは、英語の音声を、
英語の語順で、ある程度の意味のまとまりごとに区切り、イメージ化するクセが身につく教材です。

具体的には、「①hop、②skip、③jump」の3ステップで学習を進めていきます。

①hop
「英語の音声→ある程度意味がまとまったところで対応する日本語」


■ステップ①では、英語の音声がある程度まとまったところで区切られ、その後でその部分に対応する日本語が流れる音源を聴きます。日本語が収録されている事で、単語の意味がわからなくても辞書で確認する必要がないため、その場でイメージ化できます。

②skip
「英語の音声→ある程度意味がまとまったところでポーズ」


■ステップ②では、ステップ①から日本語が排除された音源を聴きます。
ステップ①で意味のまとまりごとにイメージを結べるようになったら、今度は日本語による補助をなくし、日本語なしでイメージ化します。

③jump
「ポーズなしの英語の音声」



■ステップ③では、英語の音声がポーズなしで連続して読まれます。
ステップ②で全ての箇所でイメージ化が出来るようになっても、ポーズを外して連続して読まれると、イメージ化が追い着かない事があります。これは、イメージ化する速度が遅いことで生じる現象です。
もちろん、生の英語ではポーズなんてありませんから、最終的にはつまることなく連続してイメージ化できるようにならなければなりません。

以上が本編の基本構成になります。

※スーパーエルマーには「初心者向けのVOAコース」と「中級者向けのCBSコース」の2種類ありますが、取り組むのは、VOAコースのみで充分です。というのも、スーパーエルマーに取り組む目的が、「聴こえた英語を英語の語順のままにイメージ化するクセをつける事」であり、レベルの高い英語を聴き取れる事が目的ではないからです。


5.教材の内容

■教材の内容は以下の通りです。
①リスニングCD 12枚
②ハイスピードCD 6枚
③講義CD 1枚
④テキスト 6冊
⑤スタディガイド 1冊
⑥テストCD 1枚


①リスニングCD
■本編はリスニングCD12枚に収録されています。

②ハイスピードCD
■ハイスピードCDには、本編で使用した英文を再生速度を速めた音声(1.2倍速、1.5倍速、1.8倍速、2倍速)が収録されており、イメージ化する速度を速めるのに使います。
私はこちらはおまけ程度に捉えています。

③講義CD
■教材製作者が教材に関する説明をした後で、「音節リズムトレーニング」をレクチャーしてくれます。私はこちらもおまけ程度に捉えています。

④テキスト
■リスニングCDに収録された英文と対応する日本語が書かれています。

⑤スタディガイド
■スーパーエルマーを使用した学習の進め方が書かれています。

⑥テストCD
■学習の習熟度をはかるテスト。提出すれば添削してもらえます。提出すると「修了証」をもらえます。


6.いつ取り組めばいいのか?

①学習初期に取り組もう
■スーパーエルマーに取り組むのは、学習初期が一番いいと思います。

上述した様に、スーパーエルマーは、聴こえた英語を英語の語順のままにイメージ化するクセをつける教材です。

こういったクセは早い段階で身に着けておいた方が、その後のトレーニングによる効果が充分に得られやすいからです。

②レベルに関して
■スーパーエルマーに使われている英文は、単語や文構造の点で、学習初期に取り組むには少しレベルが高いかもしれません。

ただし、それは教材の内容をテキストガイドに書いてあるような方法で完璧にこなそうとした場合です。

聴こえた英語を英語の語順のままにイメージ化するクセをつけるだけであれば、テキストガイドに書いてある通り取り組まなくても、大丈夫そうです。
(テキストガイドに書いてある方法は、「音読パッケージ」よりキツい)

初めにテキストを見てしまい、本編のCDを各ステップ10回程度ずつ聴けば、12枚のCDを聴き終わる頃には、聴こえた英語を英語の語順のままにイメージ化しようとするクセは身についてしまうのではないかと思います。


7.無料サンプル

■スーパーエルマーの公式ページでは、無料サンプルを請求する事が出来ます。無料サンプルの内容は以下の通りです。


・解説本「TOEIC test 満点続出の謎を解く!」
・体験版CD(79分)
・スーパーエルマー体験談集
・「目指せTOEICスコア150アップ!」無料メールレクチャーの配信(解除可)


肝心なのは、体験版CDですね。それ以外はオマケとして考えましょう。

※注意
無料サンプルと同時に、初回教材セットが送られてきますが、こちらを開封してしまうと返品できなくなってしまい、自動的に初回分の料金を払う義務が発生するので気をつけて下さい。
送られてから10日以内に初回教材セットを返却しない場合も、購入したものと見なされ、料金が発生するので、視聴は早めに行いましょう。

「スーパーエルマー」





終わり

たまみ:日本語は、自然に排除されてっちゃうんだね。

まるひこ:うん、だから「あ、また日本語で考えちゃったよ!」とかって自己嫌悪しなくてもいいんだね。


英語を学ぶ時は、絶対にイメージを使った学習を

人は言葉を聞き、そこから頭にイメージを浮かべます。
また、頭に浮かんだイメージを言葉にします。

すなわち、言語を学ぶ時は、

1.イメージの結び方を覚える
2.英文を読む時も聞く時も頭に常に正確にイメージを結べるようにする
3.イメージを結ぶ速度を上げる
4.イメージを英文化できるようにする
5.英文化する速度を上げる


このプロセスによる学習が最も有効であると管理人は考えています。
当サイト「イメージ英語」では、上記プロセスに則った学習法を紹介させていただいています。

まずは学習の種類を知る
→「学習の種類を解説

学習法を学んだ後は早速実践
→「英語学習の順序


この章のその他の記事
聴くことを諦めない
まとまりごとにイメージを結ぶ





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