全文和訳は時間の無駄?



たまみ:学校では、よく先生に長文を全文和訳しろって言われるけど、あれきついよねぇ。

まるひこうん。僕なんか4、5時間かかっちゃうよ。おかげで他の宿題が出来やしない。

たまみ
:まるひこ君のほかの宿題って、○○な本の多読でしょ。さいてー

まるひこ:ちょ、僕○○な本なんて多読したことないよ!いい加減なこと言うのやめてくれる!?

※まるひこは嘘をついています







全文和訳は時間の無駄?


~全文和訳は時間の無駄?~

1.学校にて


■皆さん、これまで学校で先生に教科書のある部分を全文和訳するよう宿題を出された事がありますよね。あるいは現在進行形で出されている方もいらっしゃると思いますが…

さて、この全文和訳、巷ではよく「時間の無駄だ。全部日本語なんかに訳しても英語力が向上するわけがない」と言われます。

確かに、この場合の「日本語訳」は、言い換えると「英語の語順で書かれた英語の文章を、日本語の語順で日本語に直してこい」という事であり、これでは英語力は向上しない気がします。せいぜい、その文章で使われた単語の意味が覚えられるくらいのものでしょう。


しかし、ほんの少し工夫を加えてあげるだけで、それは立派な「精読」のトレーニングになります。

「ほんの少しの工夫」とは何でしょうか?

それは、「
英語の語順で書かれた英語の文章を、英語の語順のままで日本語訳する事」です。

2.英語の語順で日本語訳

■英語の語順で書かれた英語の文章を、日本語の語順で日本語訳する事がダメなのは、「返り読み」をする事になるからです。

例えば、以下の様な英文があったとします。
【Maruhiko bought a camera to take pictures of women.】

これに対し、日本語の語順で日本語訳をすると
「まるひこは女性の写真を撮るためにカメラを買いました」

となります。
英文では、動詞である「bought」は、主語の後に来ていますが、日本語の語順で日本語訳をした場合は、動詞である「買いました」は一番最後に来ています。

英語を、日本語の語順で訳そうとする人の頭の中はこうです。
「え~っと、まるひこは買いました…カメラを…カメラを買いました。撮るために、写真を…写真を撮るためにカメラを買いました。女性の…まるひこは女性の写真を撮るために写真を買いました、だな!よし!」

わかりますでしょうか。
次の単語に出会うたびに、前の単語の意味を思い出し、日本語として不自然にならないように意味を組み合わせてしまっているのです。これが「返り読み」です。

学校で求められるのは、このような返り読みをしてしまう方の日本語訳であり、これでは、紙の上にある文字なら何とかなるのですが、「聴こえた順に理解する」のページにある様に、リスニングにおいて大きな障害となります。音は、文字のようにその場にとどまらず消えてしまうため、返り読みが出来ませんからね。

初めのうちは、英語の文章を日本語で理解しようとする事は全然構わないと思うのです。
日本語を補助輪の様に使い、徐々に補助輪なしで走れるようになればいいのですから。


ただし、上記のような「日本語の語順」ではなく「英語の語順」で日本語訳が出来るようになりましょう。
具体的には、
「まるひこは/買いました/カメラを/撮るために/写真を/女性の」
というような、訳し方が出来るようにします。


ですが今まで、学校教育で日本語の語順で日本語訳をするように求められてきた我々は「日本語の語順」で考えてしまうクセが染み付いてしまっており、返り読みするクセを正すのに苦労される方もいらっしゃると思います。

そういった方は、「英語真っすぐリーディング講座」を利用してみるのもいいかもしれません。

管理人も以前は、返り読みを頻繁にしていましたが、主に英語真っすぐリーディング講座を受講して以来、返り読みをしなくなり、文字通り左から右に真っすぐ英文が読めるようになりました。

当サイトで、英語真っすぐリーディング講座の体験談を書いていますので、是非ご覧になってください。
参考
→「英語真っすぐリーディング講座体験談①
→「英語真っすぐリーディング講座体験談②
→「英語真っすぐリーディング講座体験談③
→「英語真っすぐリーディング講座体験談④
→「英語真っすぐリーディング講座体験談⑤
→「英語真っすぐリーディング講座体験談⑥






終わり

たまみ:返り読みするクセってなかなか抜けないんだよねぇ。

まるひこ:でもこれを乗り越えないと、英語力は絶対伸び悩むからね。



英語を学ぶ時は、絶対にイメージを使った学習を

人は言葉を聞き、そこから頭にイメージを浮かべます。
また、頭に浮かんだイメージを言葉にします。

すなわち、言語を学ぶ時は、

1.イメージの結び方を覚える
2.英文を読む時も聞く時も頭に常に正確にイメージを結べるようにする
3.イメージを結ぶ速度を上げる
4.イメージを英文化できるようにする
5.英文化する速度を上げる


このプロセスによる学習が最も有効であると管理人は考えています。
当サイト「イメージ英語」では、上記プロセスに則った学習法を紹介させていただいています。

まずは学習の種類を知る
→「学習の種類を解説

学習法を学んだ後は早速実践
→「英語学習の順序


この章のその他の記事
勘で読んでしまう人へ




注意事項
・このサイトはリンクフリーです。
・本サイトの全てのコンテンツの無断転載・無断引用を固く禁じます。
また、本サイトの内容によって生じたいかなる損害も、管理人はその責任を負いません。掲載されている学習法や教材はご自身の責任にてご利用ください。




トップページへ

SIDE MENU




勉強の息抜きに、当サイト看板キャラクター「たまみ」の写真館もぜひどうぞ。
→「たまみの部屋」へ





当サイト「イメージ 英語」には、ゆるキャラがたくさん登場します。
登場キャラクター紹介はこちらから。





管理人へのご連絡・メッセージはこちらから。
寂しいので連絡下さい(笑)