日本語で考えてしまう人へ



たまみ
:ふぅ~…

まるひこ:たまみちゃん、どうしたの?あ、今手に持ってるの、Penguin Readersのレベル5の本じゃないか。もうそんなレベルの多読やってるんだねぇ。僕なんかまだレベル1さ。ははは。

たまみうん、でもたまに日本語で考えちゃうんだよねぇ。スラスラ読めてると思えば、たまにピタっと止まって、先に日本語が頭に浮かんじゃう事があるんだよ。まだまだだなぁ…。

まるひこそ、そうなんだ。それは大変だねぇ。管理人に相談に行ってみようか。(僕なんかほとんど日本語で考えちゃうんだけど…)







日本語で考えてしまう人へ


1.仕方ない


■多読を始めたての頃は、どうしても、英文を読んだときに頭の中で日本語に変換して意味を捉えようとしてしまうと思います。

しかし、多読を開始してしばらくすると、直接、英語からイメージを結べるようになってきて、日本語に変換して考える機会が徐々に減ってきます。

すると今度は、英語のままイメージを結ぶ方がメインとなり、たまに単語単位で、日本語に変換して考えてしまう…といった状態になってきます。

この時の、「日本語に変換して考える」というのは、世間一般に言われるような「語順まで日本語化」してしまう状態ではなく、

文構造的には、英語のルールに従ってイメージを結ぶ事が出来るのですが、たまに単語単位で、日本語で考えてしまう…という状態です。

これは、日ごろ見慣れない単語が出て来たときに出てきてしまう現象のようです。
日本語で考えても、パッとイメージを結べないようなものは、英語でも同じようにパッとイメージを結べるはずがありませんよね。

例えば、
【They've put a lot of liquidity into the market.】

という英文において。
「liquidity」は「流動資金」という意味ですが、その意味を知っていたとしても、日頃使い慣れない単語であるため、イメージがパッと湧きませんよね。


すると、それ以外の部分は日本語なしでイメージを結べていたのに、その部分だけ一度日本語で考えてしまう事になりそうです。

私は、これは、よほどの上級者でない限り避けられないと思っています。

最終的には、全く日本語に変換する事なく英文を読めれば理想なのですが、たまに日本語で考えてしまっても、私は構わないと思っています。

日本語で考えてしまう事がいけないのは、理解のスピードが落ちるからですよね。

確かに、読む英文全てを日本語で考えてしまったら、全文読むのにものすごく時間がかかります。

でも、上述のように、たまに日本語が混ざってくる程度であれば、さほど理解のスピードは落ちないと思います。

多読を重ねているうちに、その単語に何度も出会う事になり、徐々に日本語なしでイメージが結べるようになると思います。

2.日本語で考えてしまう原因

■英文を読んでいて、日本語で考えてしまう原因として、ボキャビルの際、イメージを結ぶ事なく、日本語の文字をそのまま意味として覚えてしまった事が挙げられます。

上記で言えば「liquidity…りゅうどうしきん」のように「流動資金」のイメージを頭に結ぶ事なく、文字の姿形と音だけで覚えてしまったためです。

日本語で言うと、どういう意味か?を確認するため、どうしても日本語を見なければなりませんが、この際、しっかりとイメージを結ぶようにしないと、後で英文で出会った際に、まず日本語を思い浮かべてしまう事になります。

しかし、ボキャビルにおいて…イメージをしっかり結ぶよう努力しても、全ての単語をイメージを結べるようになるほど集中するのは中々難しく、どうしても日本語のみで覚えてしまう単語が出てきてしまうと思います。



日本語で考えても、意味がパッとイメージ出来ないようなものは、脳が英語から直接イメージを結べるようになる事を避けてしまうようです。
「他にも覚えるべき単語がいっぱいあるから、とりあえず日本語で覚えておくか…」となってしまうのかもしれません。
関連
→「英単語を覚えるのが苦痛な理由

ですので、後になって英文で実際にその単語に出会った際、日本語がパッと出てきてしまう事は致し方ない事と言えるかもしれません。

そのような体験を何度かしてはじめて、単語を真の意味で「覚えた」ことになるのかもしれません。

多読は、そのような体験をする絶好の場所になるのかもしれません。


3.ボキャビルの段階で解決

■それでも、ボキャビルの段階で、英語から直接イメージを結べるようになる単語を増やすよう努力するのは大事です。

具体的には、以下のような事を重視すると良さそうです。

ボキャビルで重要な事
・例文の文構造から単語の意味を推測する事
・同じ単語が使われた例文に何度も出会う事
・日本語と英語の両方の例文音声が付属した教材を使う事

このうち、「同じ単語が使われた例文に何度も出会う」…というのは、通常何冊もの同じ単語レベルの単語集をこなさないと難しそうです。一冊の単語集には、一単語につき、一つの例文しか収載されていない事が多いからです。
参考
→「単語の定着率=出会いの回数

また、「日本語と英語の両方の例文音声が付属した教材」は、単語のレベルが上がるほど希少になってきて、8000語レベルになるとほとんどの教材が、英語のみの音声しか付属していない事が多いようです。
関連
→「日本語→英語音声教材の作り方
→「どのレベルの語彙まで覚えるべきか

この二つの要件を両方満たす教材は私の知る限り、「ボキャビルマラソン」しかないようです。

例文3つとの出会いと、さらにチャント、空欄を埋める問題まで用意されており、8000~12000語までのパワフルな単語を、
3120語覚えることが出来ます。

私は、ボキャビルマラソンのおかげで、英字新聞や、ペーパーバックなどを、ほとんど辞書を引かずに読めるようになりました。

また、仕事上、英語で書かれた文書を読む機会がたくさんあるのですが、ボキャビルマラソンのおかけで、かなりスムーズに読めるようになりました。

ボキャビルは、教材の質で、大きく効率が変わってきますので、教材は慎重に選びたいところですね。


「ボキャビルマラソン」




終わり

たまみ:たまに日本語で考えてしまうのは仕方ない事なんだねぇ。よかったぁ。

まるひこ:そ、そうだね~。(僕はほぼ全部日本語で考えてるけど大丈夫なのか?)




英語を学ぶ時は、絶対にイメージを使った学習を

人は言葉を聞き、そこから頭にイメージを浮かべます。
また、頭に浮かんだイメージを言葉にします。

すなわち、言語を学ぶ時は、

1.イメージの結び方を覚える
2.英文を読む時も聞く時も頭に常に正確にイメージを結べるようにする
3.イメージを結ぶ速度を上げる
4.イメージを英文化できるようにする
5.英文化する速度を上げる


このプロセスによる学習が最も有効であると管理人は考えています。
当サイト「イメージ英語」では、上記プロセスに則った学習法を紹介させていただいています。

まずは学習の種類を知る
→「学習の種類を解説

学習法を学んだ後は早速実践
→「英語学習の順序


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